赤い糸の話


皆さんは、赤い糸の話をご存知ですか? 俺は知ってます。(だから何?
一応ご存知ない方のために説明いたしますと、将来恋人同士になる人同士は、
目に見えない赤い糸で結ばれている、という迷信ですね。
夢もロマンもへったくれも無い方々は、赤じゃないといけないのか?などと
ボロクソに申されますが、そう腐れた話でもないので、俺は嫌いじゃないです。
やはり人間、ロマンは必要ですから。程度問題ではありますが。
まあ、信じるかどうかはさておいて、って事で。(俺は信用してはいませんが)

で、それは一旦置いといて、そんなある日、我が家の夕食は、母お手製のハンバーグです。
俺はこのハンバーグが結構好きで、割とウキウキ気分な感じです。セットでうどんもあります。
んなわけで、俺は結構な勢いでがつがつ食べていきます。

すると、ハンバーグの中に赤い物体が。
です。赤い糸でした。

Nooooooooooooo!!(〇0〇)

俺「赤い糸!? 赤い糸なのか!?」
愚弟「赤い糸だね」
俺「お……俺はハンバーグと結ばれる運命に!?」
愚弟「ああ、もうこれは結ばれるしかないね〜」
「嫌ぢゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
愚弟「には呼んでくれ」
俺「母(←いつもこう呼ぶ)の馬鹿野郎ぉぉぉッ!」

ひでぇやママン。


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