ロード・オブ・マーシナリー〜親子で出来る冒険者のなり方〜


キャラクター紹介

イリノア=リヴィード(21歳・女)

一人称:私(わたくし)
ヘアカラー:金髪 アイカラー:青
身長:165cm 体重:44kg

リヴィード家当主夫人。本編の主人公の一人。
人妻であるが、その美貌は十台後半と自称したところで遜色無し。
17歳の頃、現リヴィード家当主となる男に熱心な求愛を受け、
最初は頑なに拒んでいたが、次第にその人柄に惹かれ、
周囲の反対を全て強引に押し切った上で、婿養子として迎え入れた。

その後すぐに息子ファイマを儲け、夫アーネストと共に自領の統治に専念するも、
致命的な夫の統治能力欠如により、大混乱の渦中の人となる。
だが、直接の原因は民の困窮にあり、大きすぎるリスクを顧みずに
民への支援を行ったアーネストを誇りに思っており、出稼ぎに出た夫を
微笑みと激励で見送った王佐の才(王者を支援する才覚)の持ち主である。

子供に対する愛情も並々ならぬものがあるが、それより先に立つのは
貴族としてのプライドの高さであり、それを汚す行為は
息子に対しても厳しく対応する。普段は柔和な人柄で
息子を含め、あらゆる人物から慕われるが、自分が大切にしているものを
奪うような行為をした者に対しては、残虐とも言える態度で臨む。
夫は武術の達人だが、自身も槍の名手として周囲に名を馳せている。
一方で恥じらいの心も強く、夫と言えど人前でくっつく事は避ける。

ファイマ=リヴィード(4歳・男)

一人称:僕
ヘアカラー:茶 アイカラー:青
身長:105cm 体重:24kg

イリノアとアーネストの一人息子。まだまだ幼児と言える年齢でありながら、
イリノアと共に冒険者ギルドに所属した初の人間。
もちろん非常に異例の事態であり、年齢制限を定め忘れていた
約款製作担当の首が飛んだとまで言われるケースを引き起こした張本人。

もちろん子供なので非力なのだが、貴族という家柄のためか、
あるいはイリノアの教育のためか、4歳児とは思えぬほど語彙が豊富で、
また腕白盛りという事もあってか、非常に活発によく動く。
直接の戦闘は行わないが、アイディアでイリノアをサポートする。

性格的に非常に甘えん坊で(年齢柄当然ではあるが)、頼りないように見えるが、
その反面非常に献身的で、しばしば自分の力量に合わない無茶をやらかす。
また、耳年増なところもあり、恋愛には積極的な一面もある。
父母を尊敬しており、両者が馬鹿にされる事は決して許さない。

アーネスト=リヴィード(24歳・男)

一人称:俺
ヘアカラー:赤 アイカラー:ブラウン
身長:170cm 体重:55kg

イリノアの夫であるが、出稼ぎ中である。リヴィード家当主として
婿入りしている過去があるが、それは大恋愛の結果であった。

その後、領地の統治を行っていたが、無謀な民への資金援助により、
あっけなく自己破産寸前にまで陥ってしまい、部下のほぼ全てまで
失ってしまうという失態を犯しているが、この人間味溢れる行動に
領民は皆、彼に感謝して、彼の意思を汲み、
その結果として民衆皆でイリノア親子を見守っているという
風貌に見合わぬカリスマ性を持つ。

大斧の達人であり、腕はイリノアさえも遥かに凌ぐほど確かなものを持つ。
いちゃつきたがりなので、イリノアにくっつこうとしては
ド突き倒されるのがパターンである。

リカルド=セルバンテス(49歳・男)

一人称:私
ヘアカラー:黒 アイカラー:茶
身長:165cm 体重:58kg

イリノア達の初依頼の依頼主たる相手。ローレン・タウンの町長。
治安が悪化したライゼ地方で真っ先に盗賊などの被害に遭い始めた。
しかし、盗賊などは自力(財力)によって撃退に成功したものの、
そのバックについていた、ライゼ地方乗っ取りを企む
クーデター勢力『鋼の革命軍』に命を狙われ始めた事から、
急遽ガイナム王国国王に救援を要請。

その救援部隊が到着するまでの直接護衛を
リヴィード親子に依頼する結果となる。
性格的には仕事に疲れた大人、という感じが強く、
諦観に満ち溢れており、小心者と言える。

アレン=リーフィエ(17歳・男)

一人称:俺
ヘア:赤 アイカラー:赤
身長:178cm 体重:79kg

イリノア達の依頼主、リカルドを狙う相手。
ローレン・タウンを足がかりに、弱体化した
リヴィード家の乗っ取りを画策している張本人で、
多数の部下を率いている。盗賊をけしかけての
リカルド抹殺に失敗し、強襲制圧作戦に切り替えつつある。
その結果率いているのが、クーデター部隊『鋼の革命軍』である。

そこで、護衛についたイリノア達と敵対する事になる。
国王に救援を要請されてしまった事も知っており、
所詮寡兵であるため、素早く乗っ取りを行わなければ
ガイナム王国正規軍に駆逐されているのが分かっているなど、
戦局を見る目に長ける一面もある。


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