その魔王を倒すために、伝説の勇者の家系の少年が、 今、旅立ちの朝を迎えた!
「ケイン〜、起きなさ〜い!」 2階のケインの部屋にやって来たのは、母親だ。勇者ケインは、ベッドから降り……
ばき。
「おひぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!?」
ぐしゃ。
落とし穴によって1階に落ちた。 その後の勇者の部屋には、ニタリと笑みをこぼす母親がいた。 「甘いわね、ケイン。そんな事じゃ立派な勇者にはなれなくてよ、ほーっほっほっほ」
第1話 終わり